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マザーハウス13周年・福岡店10周年と私。

昨日は、マザーハウスの13周年記念アニバーサリーイベント@福岡。
※写真はクリックしてご覧ください。

https://www.mother-house.jp/event-campaign/39/

福岡店も10周年ということで、
福岡でも開催された。

福岡店は現在の場所に来るまで、4回お店が変わっている。
当時マザーハウスは路上店であることにこだわっていたのだったよなと、
当時の写真を見ながら懐かしく思う。
初回の大名店がスライドに映ったら、胸にぐっときちゃった。

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写真は、2009年6月。山崎さんお店立ちの時に、学生たちと大名の福岡店に来店。話しをしてもらった時の物。
この頃のマザーハウスのお店づくりは、内装はすべて社員の方々がつなぎを着て、一から作ってらっしゃった。床張り、ペンキ塗り、什器づくり等々。
並べてあるバッグ類も相当懐かしい。この頃はジュートものが多かったが、今ではバッグはほぼ革に移行している。


私が大学の非常勤講師になってから11年。
ソーシャルイノベーションがオルタナティブビジネス論だった時代に、
マザーハウスが福岡に来る」という情報があったのが、1年目だっただろうか。
お店ができたら早速見に行き、店長さんに話を聞き、絵理子さん山崎さんとも話をする機会に恵まれた。
当時社会起業が流行った時代の中で、「ゼロ世代起業家」として私たちも講義の中で彼らを紹介させてもらい、学生たちともお店に行き、学生にはお店のリニューアルや移転の手伝いなんかも振った。幾人かカーペンターのようになっていたような。


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↑2009年打ち合わせ時。もうほんとにキュートすぎな絵理子さん。

昨日のイベントで、絵理子さんは「社会起業家と言われ、向かい風を受けた」と言われていた。ブームに乗って、ではなく、逆にあのブームのそういう言われようが、彼女の中では違和感以上のものだったのだというのが、昨日はっきりわかった。

昨日のイベントに参加して、肌感覚でわかったのは、山口山崎両氏の純粋な思いがより研ぎ澄まされたことだ。
私の感覚的に、ではあるのだけど。

彼らは13周年の節目に、山口山崎ツートップ体制をより強固にした。
具体的に言うと、山崎さんの代表取締役就任だ。(これまでは取締役)
これまででも、二人はマザーハウスのツートップであり、右脳左脳的な役割をお互い理解し動かれていた。
昨日のQ&Aのコーナーで、「山崎さんが代表取締役になって、何が変わるの?」という問いに、
山崎さんは「気持ちが変わった。責任をより感じた」と答え、
山口さんは「気楽になった。挑戦の根幹にチャレンジできる!もっと海外に行く。」と楽しそうに答えられている。

二人がよりお互いの強みの専門的役割を果たすことが、組織をもっと大きく強く広げることになるのだろう。そう感じた。


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2009年3月。福岡店1周年イベント。絵理子さんと初代店長、2代目?3代目?店長さんたち。

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うちの息子も、保育園児だったわ~。
この時、絵理子さんが相当お世話してくださいました。


福岡店ができたのは、マザーハウス3年目の春。
昨日、山崎さんは「勢いとノリで作った」と表現された。
東京大阪に比べ、ぽつんと遠い九州、福岡店。
マザーハウスとしては4店目の出店だったそうだ。

マザーハウス自体の経営、人の出入り、ものづくり、いろんなことがいっぺんにやってくる中で、福岡店の存在はまた独特な問題のあるものだったよう。
福岡は、東京大阪と比べると購買層もアクションの仕方も違うのだろう。私は九州から出たことがないので実感としては少ないが、例えばNPOに関わる人的数や質の違いと似ている気がしている。

マザーハウス3年目4年目の時期。
絵理子さんがバングラから帰ってきて会社関係のエクセルを見ようとしたら、
山崎さんにとても怒られたという話が印象的だった。
絵理子さんにしてみても、感覚的に数字がうまくいってないのはわかる。
それで確認してみようと思ったそうなのだが、山崎さんはそれを止めたそうだ。
偉いなと思う。


デザイナー兼社長の彼女には自由に商品を作ることに注力してほしい。という山崎さんの思いがあった。そこがぐらつけば、マザーハウスの意思を体現するものが揺らぐことを、彼はしっかり理解していたのだと思う。
この二人の役割分担は、全く門外漢的に分担されているわけではないけど、「わかった、任せる」みたいなキズナの元に彼らの中で分離されているように思える。
それはやはり学生時代から積み重ねてきたお互いへの信頼とリスペクト故なのだろうなと思わされる。

福岡店に話を戻すと、
大名→朝日会館→ラシック天神旧→ラシック天神現。と店舗の移転も問題があっての結果だと思う。

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2012年7月。朝日会館店。山崎さんに相当相手してもらう息子。

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2012年は、洋服も一時期登場。↑試着する私を「まだ?また?」とみる息子。



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2014年朝日会館


特に朝日会館からラシックへの移転の時には、
3代目?4代目?の加生さんからの提案と、それに向けたラシック近辺での地道な通行量調査によるエビデンスが移転の後押しをしたそうだ。
昨日のイベントで、ご本人からそのネタ晴らしがあった。


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2015年ラシック天神旧店
↑お店の面積が広くなり、ストール系も増えた。卒業生たちとイベント帰りにお店に。


ラシック天神の新店ではまだ写真を撮っていない!
昨日撮ればよかったなー。

昨日イベントでも山崎さんは「福岡店、続けてきてよかった。福岡に教えられた。経営者になれた」と言われていた。
福岡は人材輩出の拠点でもあるそうで、福岡を離れて東京で頑張っている元福岡店の方々は多い。
人はいろいろあった方が育つということかもしれない。
その後山崎さんとはお店でも話をしたが、「福岡に教えられました」と又言ってらした。いろいろあったことは、これまで傍から見ていても想像できるので、
具体的なことは聞かなかった。

やめる方がいいのかやめない方がいいのかの判断は難しい。
どっちでも違う道があったと思うし、その意味付けをするのは自分たちだから、
結果オーライではあるのだろうが、
「福岡店を続けてよかった」と言ってもらえると、個人的には嬉しいし、よかったと思う。

彼らもいっぱい失敗している中で、その失敗を小にとどめ、新しいチャレンジをし続け、どんどん進めていけているのは、マザーハウスがとにかく
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」というコンセプトを中心に据えぶれないことだ。

絵理子さんは、イベントでもなんども「モノで証明したい」「お店に置くものがすべて」と言われる。
山崎さんは「すべてに思いと血がかよう会社」「何のために、というのも大事だが一緒にやる仲間が大事」と言われる。
それらの言葉の根幹が、マザーハウスのコンセプトに通じている。
絵理子さんは、商品を作るたびに「工場が強くなるトライ」をすると言われていた。
同じところにはとどまらない。同じ作るにしても売るためのみではなく、
そのトライで現場が技を身につける・成長するということをセットにして進むのだ。
これは、私たちがやっている人づくりのプロジェクトと同じだ。

私がマザーハウスに惹かれ、半ば勝手に同志的に心を寄せているのは、
彼らが、この「思いを形にする」力で進んでいるからなのだと思う。

山崎さんが言われていたが
「知らない状態だったから、できた。ノリや、とにかくやってみよう!ってのは大事」と言われる。
何年もやっていると、予想もできるし情報があるとできない情報も多くなって、
慎重になりがちだ。
知らない時よりも知ると突破力や推進力はどどどどっと勢いをなくす。
でも、そんな時だからこそ、コンセプトに立ち返り、
多少過激な動きもする必要があるのだろう。

「思いを共通する楽しさ」という言葉が、イベントで出てきたが、
一緒にやる仲間と思いを共有することって何よりも大事だなと、
私もこの数日思っていた。
思いの共有については、ずっと大事だと思ってはいるが、
そう思わない人もやっぱりいる。言葉だけではなかなか伝わり合えないことも多い。

だが、場を共にする場合は、
やはりここが一番大きく大事なのじゃないかと感じている。


山崎さんが別れ際に言っていた。
「もう10年ですよ。出会った時は僕20代でしたから。」と言われて、ああそうかと思う。
私も40代だったわ。
体や健康の変化もある。不確定な要素がたくさんの中で、気にならなかったことを気にしないといけないことも多くなる。

でも、夢をイメージを形にし共有していけば、一人ではできなくても誰かが担うことはできる。
そんなプロジェクトを、私も改めて作りたいと思った。
マザーハウスの方々には、いつも背中を押してもらえる。

マザーハウスとはからずともともに生きてきた私の10年。
また、これからも、彼らをみながら私も走ろうと思う。


夢チャレも今年度で終わった。今日で今年度終わりだ。
来年度は、また新しい動きを作ります。
そのための、いろんな終わりがあったのかもね。

で、記念に、ではないのですが、
ブラサカ仕様のバックパックを買いましたw


https://www.mother-house.jp/project/cocokara/blindsoccer/ブラサカバックパック


新年度、大学が始まったら使います(^^)
確定申告の戻りがあったから、、と言い訳w
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tag : マザーハウス ソーシャルイノベーション 山口絵理子

【LEGOでLSPファシリテータートレーニングの振り返りをやってみた(初めての演習)】

4年前のこの時期に、レゴ®シリアスプレイ®LSP)のファシリテーター研修を受け、認定ファシリテーターになりました。
その後、自分の変化の前後をブロックで作り、言語化したものをFBにアップしていたので、
こちらにも転載します。

レゴ®シリアスプレイ®が、まずどんなことをするのかの基本中の基本が、
わかると思います。
大きくは私の備忘録みたいなものですが。

レゴ®シリアスプレイ®は、このように振り返りにも使えます。
頭で言葉をこねくり回す前に、先ずブロックで手のままに形を作り、意味づけをしていくと、
自分の思いや感情が言語化され、整理されていきます。
その作業の中で、自分の中のひとつひとつの思いや感情がつながっていたと気づいたり、
思ってもいなかった気持ちがあらわれたりもします。

「できた」「できなかった」のような評価だけではなくて、
自分の中にある思いが豊かなものであると思わせてくれるのが、
このレゴ®シリアスプレイ®のとても素敵なところです。

===
※以下、説明。書いていることは、自分のきもちを口頭で説明。
カッコ内はそこを指さしている(&ブロックの状況補足)と思ってもらえたら、
LSPのワーク現場の再現に近いです^^私的に。

■受講前の私(左):
受講前の私
私は亀。
行くことは決めた。(オレンジBLOCK)
きっと曲がり角の先には何かいいものが待っていると思うの。直観的に。
だから希望は持ってる(緑の花がオレンジBの上に立ってる)。
だからそっちに向かって動く(灰色の足)。のろいけど。
でも、不安不安不安。(不安が緑。冷静な気持ちの青が緑が続くのを遮断)
気持ちは真ん中にある。情熱の赤。でも小さくなって埋もれている。
顕在化してきた不安(黄緑)に透明な蓋をしてる。
だから蓋をしてもみえちゃう。
でも「大丈夫だよ。頑張れ」って言ってくれる人たち(ピンク)が寄り添ってくれてる。
それが救い。


■受講後の私(右):
受講後の私

ハイパーとまではいかないけど、もう少し身軽で脚力のついた(オレンジ足)の亀になった。
ベースには、なんだかわからないけど薄いながらも自信がついた(黄色プレート)
そして何より自分の体が心とつながって(フィギュアが体)、体と思いがつながってる。
しかも思いは前に膨らんでる!(赤透明)
不安な気持ちが大きすぎてそれを直視するほど、心に自信がなかった以前。
でも不安の上に立ってみた。
あえて見ようと思ったわけではないけど、
不安をないものとせずに、不安なのねと、不安になっている自分のままで立ってみてる。
ん?意外といけるじゃん、私w

蓋がとれたのがいつかはわからない。
でもとにかくやってみた、やってみてることで、
イメージしていた世界は変わっていくことがわかる。

自分の体と心・思いがつながっていることに納得すると、
不安な思いにも目が向けられるようになる(緑を見ている目)
安心が背後に広がっていく(黄色)
ふと気づくと、前にはちょっと遠くにあった希望の花が手元にある!Oh!

やってみたことで、
自分の透明な思いが確固たる自分(赤)につながっていることに改めて気づいた。
あったんだ。ちゃんと。

思いははっきりしていたけど、なんだかちゃんと認めてあげてなかったかもしれない自分自身。
そこにやっと気づいたことで、自分には世界を動かすくらいのものがあると知った。

アクションするちょっと前(オレンジ)には、
やっぱり何かいいもの(黄色透明)がまっているらしい。
それがきらきらし始めた。
そのキラキラと自分の赤と黄色を手掛かりに、前に進みたくなってる私。

そんな私にひっぱってくれたのは、
私を支えて引っ張ってくれたのは今回のT3メンバー、Robert、石原さん、蓮沼さん、フォローの方々。
そして福岡、東京で見守ってくれた友人たち、家族。

今まで「感謝がない」と言われてきた私ですが、感謝の気持ちが本当にあふれています。
いろんなものに感謝、ありがたい気持ちがあふれます。←ホントに

========
自分はここにいていいんだ、誰も何物でもいいんだという思いが、本当に落ちました。
私は、受け入れる認めるという言葉の意味がわかってなかった。
LSPがいう100-100という意味がとてもとても腑に落ちました。
そのことがこんなに自分の視点を変えるんだ、活力を産むんだということもわかりました。
それは自分で作って、自分で語って、置いて、見て、つないで、俯瞰したからだと理解しました。

あの現場を、作品をふっと思い出すことが、昨日の後半からちょこちょこ続いてきています。
そしてそれらのシーンとなにかがピースのようにつながって「!」という気付きをもたらします。

(中略)

なんだかんだ言っても、言葉で語るのは私の癖。で、やっぱり言葉ばっかり。
でもそれを言葉にできるのは「このトレーニングに来て持ち帰りたいもの」をチームで作ったシェアモデルが心に残ってるから。
そして自分が赤ピースを置いた思い。
「自分の心と体をLSPでつなぎたい、他の物ともつなぎたい」という思いは貫徹できた~。
やったぁ!!です。

(そしてまた感謝の思いに^^)

tag : レゴシリアスプレイ LSP LEGO レゴ レゴ®シリアスプレイ® 答えは自分の中にある

レゴ®シリアスプレイ® リアルタイムストラテジーforBeast’

12月1日2日で、レゴ®シリアスプレイ®のファシリテーターが集い、九州プチ練成会。
九州プチ練成会自体は毎月地道に開催されているが、今回はその拡大企画。

レゴ®シリアスプレイ®にはリアスタイムストラテジーという標準アプリケーションがあるのですが、そこに至るまでに時間がかかることが主要因としてあり、T3というトレーニングを受けた我々ファシリテーターも、T3以降はこのアプリケーションをブラッシュアップする機会がありません。
今回、師匠のロバートが2002年開発当時からあったfor Beastを紹介したことから、
それを応用した聞間さんオリジナルのforBeast'(ダッシュ)を今回試してみようということでの企画。

長丁場の企画だったので、後日思い出しながら振り返りをしようと思いますが、
一旦当日にFBで思いをダダっと書いたので、それを転載しておきます。

===
レゴ®︎シリアスプレイ®︎九州プチ錬成会初の2日間みっちり「リアルタイムストラテジーフォービースト‘(ダッシュ)」、をやりました。

作り考えシェアして、また作って考えシェアして、並べて考えてシェアして、考えて抜き出してシェアして、並べて議論して納得のいく配置にして、作ってシェアして繋げてシェアして、、、、、ひたすら繰り返すことで、
気づきが毎回ある。

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他者は自分の一部だ。
自分の中にある光と闇、大切に思っている部分も二極。
でもそれらは全て自分であり、自分の属するコミュニティである。
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それらの要素は、いろんな要素に影響を受けたり受けなかったりする。
これらは物質ではないので日常的には見えにくいが、今回ブロックでモデルを作りそれらをコネクトさせて「プレイ」すると、影響するしないや影響の受け方が如実にわかる。
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今回私は、大事な理念のそばにいすぎたせいか、出来事からも社会の要素からも影響を受けまくった。
それは私の現実の姿で、めっちゃ痛い。痛すぎた。

それで考え方を変えて、逆側の影響を受けない方に行ってみた。私の中で大事な二極のうちの一つだが、こちらは確かに、最近具体的に目指すビジョンは作れていなかった。
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そこに自分のモデルを置いて眺めると、自分の明らかにしていない部分が思い切り自分にダメ出ししてくる。
どうすりゃいいのよと思う反面、やっぱりここか、逃げられないという思いもする。

ここで近しいモデルの方々と突っ込んだ話をしても面白いかもしれない。自己開示とフィードバックが重なるとコミュニティ間での気づきの共有がアイデアにつながるかもしれないなと思った。
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またゆっくり一つ一つ振り返ってみたいけど、とりあえず今日はここで終了!

企画とファシリ、会場提供くださった聞間さんにはいつも本当にお世話になりありがとうございます😊
なかなかできない体験を、主催者からでなく我々ファシリテーターから産み出すことが、これからも必要ですね。

私個人も、来期に向けて仕事を産み出さねば!と強く思う(いや無理やり思わされているw)時期とぶつかったのは偶然じゃない気がします。

来期、人材開発のお仕事でポジション空いているところがありましたら、どうぞお声かけくださいませ。というオチで終わり。
===

テーマ : 人材育成・人材教育・人材開発
ジャンル : 学校・教育

tag : レゴ®シリアスプレイ® LSP 考える 感じる 答えは自分の中にある レゴ LEGO

修猷館書くP当日。

MTGの様子を綴る暇もなく、当日w

当日のプログラム内容を書いておきます。備忘録的に。
10月27日(土)1限目。修猷館高校の1,2年生のうち26名を対象に
授業を担当してきました。
大学生は当日参加者は12名(メンバーは14名)。
===
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<AI(人工知能)との共存ワーク>
AI とは、AIの現在を簡単に説明、
AIと共存することを前提に、 グループワークで
生徒に身近なシーン(進路、恋、授業)で、
「困っていること」と「理想」を出してもらい、
困りごとを理想に近づけるためにAIができること、
人間ができることを考えてもらいました。

身近なシーンの困りごと・理想を題材にすることで、
AIができること・人間ができることをより身近に考えてもらう意図でしたが、
意図通りに高校生からはどれもよく意見が出ていましたので、
AIが自分たちの生活に入ってくるイメージはついたのではないでしょうか。
忙しすぎて恋に気がいかないという声が複数あったのが印象的でした笑
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人間にしかできないことは 、
「○○をしたいと目的を設定すること」、
「理想をレベルアップすること」、
「現状を変えた先に何があるのかを考えること」など。
またそれら人間の想定するものは、経験や感性によって違ってくる点も、
AIとの違いとして説明しました。
AIとの共存を考える際、
AIと人間にできることを区別することが大事。
人間は経験や感性によってなぜ?何のために?などの思いや考えは異なるので、
他の人にもわかりやすく共有できるよう、STEAMの考え方を紹介しました。

<STEAMの考え方>
STEAMは、Science,Technology, Engineering ,Art,Mathmaticsの頭文字を取った考え方です。
これを講義内では、具体的に「成績がよくなりたい」という例を挙げて説明をしました。
「成績が良くなる」という理想と「成績がよくならない」という現実を比較し
そのギャップにある問題を「努力が成績に反映しない」と設定します。
それを解決するために、
Sの観点:自分の勉強の仕方や授業の受け方を観察し、それらを変えて仮説検証してみること。
Tの観点:実際にテクノロジーを使って勉強法や授業の受け方を変えてみること。
Eの観点:勉強の方法を全部分解して、費やす時間や順番を変えること。
Mの観点:苦手な理由を具体的な部分のみで捉えず、抽象的に捉え、問題の本質を見ること。
上記まではAIでもでき、
Aの観点:直感や感性、思いを形にする。
は、人間にしかできないこと。

これらSTEAMを使い、他者と協力しながら試行錯誤を繰り返し、
楽しみながら学ぶことでやりたいことや強い思いを実現できると説明しました。
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<メタファーワーク>
自分の感性や強い思いの表現方法として、「メタファーワーク」を実施しました。
ウォーミングアップを2つ実施し、
本題は「 あなたにとって人生とは?あなたがこれから送りたい人生とは? 」。

お題を聞いて、直感でクレヨンを選び、絵を描いていきます。
その後グループで絵の説明をしてもらいました。
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大学生やグループの子は絵に対しての質問をします。
描いた子は質問にこたえながら、なぜ自分はこの絵を描いたのか、
自分の絵に「自分が思う送りたい人生」の意味をつけていきます。
絵は誰一人同じものはなく、
その人らしさがあらわれた絵と人生の意味になっていました。
このような形で、自分の意識・無意識にある形になっていない思いを、
絵という形にし、そこに意味づけをしていくことで、
その人の感性や思いが視える化されます。
このような方法をもっと深堀していくと、
自分の強い思いやLead the Selfにも気づくことができるのです。
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扱うテーマは昨年同様、「AIとの共存」で、
STEAMという考え方と、
人間らしい私たちそれぞれの感性や思いに気づくことが大事だという落としどころも同じでしたが、
今回の工夫は、STEAM部分の説明を具体的にしたことと、
メタファーを使い、それぞれの感性をカタチ(絵・言葉)にするというワークを入れたことでした。

===
週2回で1ケ月弱のMTGは、
正直間に合った感がなく、前日も未完のまま当日にずれ込みました。
でもそれも、学びでしょうか。
彼らが理解した分しか、発揮できないし、相手にも伝わらない。

今回の修猷館は、受講する生徒さんが度量があるので、
大学生は胸を借りれた部分がありました(本来は逆なんですけどね^^;)
それだけ、教えることって難しい。
そのことを大学生がわかってくれると、学びになるんですけどね。

それでも大学生たちはよく頑張りました。
わからないことを形にするって大変。
自分たちが理解しながら、高校生にいかにすれば伝わるかを考えながら作るという作業は、とても想像力が必要ですから。
特に2年生には難しかったと思いますが、彼らにはこの経験を、次に活かしてほしいものです。


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でも、書くPができてよかった。
中学入りがなかなかできない昨今、こうして受け入れてくださる学校があることはありがたいことです。

参加者のみんなが、なんらかの気づきを得れていますように。


tag : 自分で考える力 書くP 何を伝えたいのか 書く力をつけるプログラム 福岡大学 福岡大学商学部 福大 答えは自分の中にある

修猷館書くPMTGが始まりました。

10月5日。
修猷館書くPのMTGがはじまりました。

修猷館高校の出前授業の1コマ85分をいただき、
高校1年生2年生の30-40名に対し、
学びを双発するプログラムを毎年仕掛けています。

本Pに今回手を挙げた大学生は、夢チャレに参加した中から17名。

今年のテーマは、
「Lead the Selfを形にするーAI(人工知能)と共存する時代に求められる考え方を体感的に学ぶ」です。

今後の経済は間違いなくAIが中心となっていくでしょう。
AIとの共存は私たち人間のメインテーマと言っても過言ではないと思います。
大学生の役割は、
「AIを含む未来に向けてこんなことが実際に起こっている」ということを大学生の目線から伝えること。
そして、「未来に向けて、私たち人間はどうAIと共存していくかを一緒に考えること」。
修猷P初回MTG1



この話を考えていく前提に、
人間をどうとらえるかを押さえておかねばなりません。

人間には感性と理性があります。
これをどうとらえるべきでしょう。

一昔前は、感性VS理性という考え方が一般的でした。
例えていえば、文系VS理系ですね。

でも、本当にこれらは対立構造なのでしょうか?
修猷P初回MTG2

今、感性と理性を対比的に考えるのは、
もう古いという考え方が出てきています。

出てきたのはもう10年以上も前ですが、
徐々にやっとそういう説が世間にも出てきた、というところ。

まあ、難しく考えずとも、
私たち人間で考えてみればわかることですが、
感覚が研ぎ澄まされていなければ、
いくらいい情報、いい素材があったとしても、
私たちの中に入れることはできませんよね。
つまりはいるべき情報は、
感覚や感性を研ぎ澄まし、
広げておく必要があるということです。

つまり、感性は前工程であり、
知性は後工程であること。

だから私たちは、何をするかや気合いなんかよりもまずは、
自分の感覚や感性に目をむけて、
それらを発見し、耕す必要があるんですね。

前提の話で終わってしまいました^^;

MTGでは、
高校生に伝えるべきことの確認や
今後何をどう組み立てていくか、
どんなネタでいくのか等、明らかにしなくてはいけない項目出しをして、
それぞれがFBグループにアップ、
あがったものをもとに次のMTGで決めていくことになりました。

本番は、月末27日。
正直あんまり時間はありません。
夢チャレ閉校式から1ケ月。
夏休み明けで、やっとエンジンが温まってきた頃です。
これから、ギア入れてスピードアップしていけるかな。

集中して走り抜けていってほしいと思います。

tag : 自分で考える力 考える 書くP 何を伝えたいのか 書く力をつけるプログラム 福岡大学 福岡大学商学部 福大 答えは自分の中にある

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hyoco

Author:hyoco
Miwako Hyodo
https://www.facebook.com/
hyodo.miwako
やっていることは、人材育成です。
頑張る人が無下にされない社会にしたい。誰もが生きやすい社会に。

・福岡大学商学部非常勤講師/特別講義「ソーシャルイノベーションⅠ・Ⅱ」「表現する力をつけるプログラム」
・福岡大学地域連携プログラム「書く力をきたえるプログラム」プログラムディレクター
・福岡市「中高生夢チャレンジ大学」実行委員・実務者委員・大学生チーム指導D・レゴ講座講師
・特例認定NPO法人アカツキ監事理事
・レゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーター

多くのこどもたちに「こたえは自分の中にある」ことに気づき、
自分の未来にむかってワクワクしてほしいと願っています。

好きなもの:
佐藤健/目の保養になるかわいい男子が好きw/天然石/書くこと・読むこと/歩くこと/童話/アロマオイル/きんもくせいの香り/バラ/佐藤さとる/マザーハウス/
/お寿司/たまご/黒糖ココア/朝ドラ/レゴ

**雪降るブログ**
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